愛と幻想のアジャイル

道産子ソフトウェアエンジニアの技術メモ

先延ばししてしまうのは性格・遺伝・ADHDなどが「根本原因」ではない

f:id:k1take:20160206075502j:image
 さてこんな記事がありました。
 
 
先に言うと、先延ばししてしまうのは、性格でも遺伝でもADHDなどが関連していても「根本原因」ではない。

 

ではまず、先延ばしにしてしまうのはどういった時だろう?
 
例えば大掃除、家中くまなく掃除する事は大事業で、何からてをつけたらいいやら、とたじろんでしまう。いつの間にかマンガを読んでる。
 
例えば試験前の一夜漬け。5科目もあると、その量に圧倒されて、いつの間にかネットをやってる。
 
共通するのは「やることが大きい」ということだ。
 
人間は達成可能な見通しが見えて初めてやる気になる。
ならば達成可能な見通しが立てられる所まで、大きいモノを細分化するといい。
 
家の大掃除は大変だが、トイレに落ちてるゴミを拾うのはやれるだろう。
 
5科目一夜漬けは大きいので、数学の問題集の5問だけやってみることは可能だろう。
 
大事なのは「達成出来る見通しが立つところまでタスクを細分化する」だ。
達成すれば達成感という報酬が与えられる。
達成感がモチベーションの源泉だ。
 
モチベーション、やる気はドーパミンが分泌されることで高まる。
小さな作業でドーパミンをだし、まず脳のやる気のスイッチをつけるのだ。
 
スイッチさえ入れば、やる気のサイクルが継続できるだろう。

 

 

 

ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

  • 作者: ピアーズ・スティール,池村千秋
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2012/06/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 2人 クリック: 4回
  • この商品を含むブログ (8件) を見る