先延ばししてしまうのは性格・遺伝・ADHDなどが「根本原因」ではない
さてこんな記事がありました。
先に言うと、先延ばししてしまうのは、性格でも遺伝でもADHDなどが関連していても「根本原因」ではない。
ではまず、先延ばしにしてしまうのはどういった時だろう?
例えば大掃除、家中くまなく掃除する事は大事業で、何からてをつけたらいいやら、とたじろんでしまう。いつの間にかマンガを読んでる。
例えば試験前の一夜漬け。5科目もあると、その量に圧倒されて、いつの間にかネットをやってる。
共通するのは「やることが大きい」ということだ。
人間は達成可能な見通しが見えて初めてやる気になる。
ならば達成可能な見通しが立てられる所まで、大きいモノを細分化するといい。
家の大掃除は大変だが、トイレに落ちてるゴミを拾うのはやれるだろう。
5科目一夜漬けは大きいので、数学の問題集の5問だけやってみることは可能だろう。
大事なのは「達成出来る見通しが立つところまでタスクを細分化する」だ。
達成すれば達成感という報酬が与えられる。
達成感がモチベーションの源泉だ。
モチベーション、やる気はドーパミンが分泌されることで高まる。
小さな作業でドーパミンをだし、まず脳のやる気のスイッチをつけるのだ。
スイッチさえ入れば、やる気のサイクルが継続できるだろう。
- 作者: ピアーズ・スティール,池村千秋
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