内閣府セキュリティセンターから
ポケモンGOトレーナー向けの注意喚起の資料が出た。
最初に思ったのは
「これじゃ伝わらない」
だ。
どんな資料であれ、スライドであれ、Webページであれ、デザインであれ、言葉であれ、文章であれ、「目的」がある。
自分の主張を知って欲しい。
アイデアを広めたい。
お客さんを得たい。等々。
そのために資料を作ったり文章を書いて「発信」する。
しかし「発信」はゴールではない。
「発信」したものが、伝わらなければ意味がない。

これは伝わらない。伝えたいことを詰め込み過ぎて、読み手に負担をかけている。
また主たるメッセージが埋もれていて分かりにくい。

こちらはどうだろう。
本当に伝えたいメッセージを凝縮した結果、シンプルになり、読みやすい。
伝わる。
伝えたいなら、読み手に伝わる工夫をしなければならない。
他にも例を挙げてみる。


伝えたいことがあるなら受け手の目線で伝えよう。言葉を尽くしても伝わらなければ、何もしてないことと変わらない。

伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール
- 作者: 高橋佑磨,片山なつ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/07/03
- メディア: 大型本
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