愛と幻想のアジャイル

道産子ソフトウェアエンジニアの技術メモ

今いる仲間で「最強のチーム」をつくる 自ら成長する組織に変わる「チームシップ」の高め方

今いる仲間で「最強のチーム」をつくる 自ら成長する組織に変わる「チームシップ」の高め方  

読んだ。

 

著者は過去に色々な過ち(主に対人関係)をえて、ついに最後はリストラにまであう(笑)
 
そうして重大な間違いに気づき、教訓から生まれたチームの作り方の本だ。
ある意味ドキュメンタリーの面もあり面白い。
「著者の過ち」を引き合いに、本書を紹介してみたい。
 

他人がバカのように見えていた

 
らしい。かなりの自信家だったか、能力が有ったか分からないが、世の中こういう人も多いだろう。
 
その後、「自分を基準に考えるからこそ、生まれる疑問」だと気付いたようだ。
自分自身や身近に妙に自信家がいたら、自分基準で考えすぎている事を、反省したり、気付かせると良いだろうと思う。
 
「この人はこんな考えの人なのだ」と理解することで、自己中心的な考える癖を変えれそうだ。
 
 
 

指示を伝えたのに、指示通り動いてくれない

 
まぁこういう経験をお持ちの人も多いだろう。こういう事を思ったことがある人は要注意だ。
決定的にかけている視点がある。
それは、「他人には他人なりの世界観、正義がある」という視点だ。
 
「どうしてこの人はおかしな事をするんだろう?」と疑問に思うのは「他者理解」の妨げだ。
この人にはそういう正義があるのだな」という「受容」から始めたいものだ。
 
 
人が自発的に動くには、「自分で目標を設定する」ことが必要だ」という話は興味深かった。
 
どんなに素晴らしいと自分が思うアイディアでも、まったく人間性が異なる「今いるチーム」に根付かせるのは、反感やモチベーション低下に繋がる。
 
あくまでも、チームで話し合って出たアイディアを尊重しなければ、やらされてる感がでて、チームビルディングどころではない。
 
自分のアイディアは一旦引っ込めて、チームで意見を出しあうべきだろう。
 
ここは割りと耳がいたい話だった(笑)
 
著者の失敗談も面白いし、「世界から無関心を無くす」という目標を掲げる著者の実践的なチームビルディング論が聞けて、非常に参考になった。